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ゆうちゃんの胃袋を余すところなく大公開!!


by yukokuy56113

断乳しました

ゴールデンウィークに断乳してました。

娘が1歳になるまでは授乳がんばろうかと思ってたけど、相変わらずの月1乳腺炎で心身ともに疲れはてたので、予定よりちょっと早めの断乳を決意しました。

ほかのママさんには早いねー!と驚かれるけど、結果的には私と娘にとってよいタイミングだったのかなーと001.gif

1日6回授乳からの突然の断乳だったので、助産師さんからは「かなりつらい断乳になるよ」とは言われていましたが、実際、想像をはるかに超えるもので、決行から1週間ほどの乳の痛みは相当なものでした。
陣痛を経験したから耐えられたようなものだけど。。。

断乳から約1か月半たった今、まだ搾れば出るものの、乳の痛みはようやくほぼなくなってきたところです。

まさか母乳育児がこんなにも大変なものになるとは、妊娠時は予想だにしていなかったなぁ。

始まりは産後1か月のこと。
突然の乳の激痛。
ただの乳腺炎だと思っていたので産院の母乳外来に行き、これまた激痛の乳マッサージをしてもらった。
このときは1週間ほどで治るだろうと思っていた。
しかし待てど暮らせど痛みは収まらず。
鈍痛ではなく、鋭利な痛み。
今までに経験したことのない不快な痛み。
おっぱいに電流が走るように常にズキズキ。それが24時間。
何度も母乳外来に通うも痛みは軽快せず、「全然大丈夫だよー、おっぱいよく出てるし。」と助産師に言われ、本当に耐えられないくらい痛いんだけど私がおかしいのかな?と悶々と悩む日々。
藁をもつかむ思いで近くの桶谷式母乳相談室へ。
さすが、全国的に有名なだけある。
私のおっぱいを触った瞬間、桶谷の助産師さんが「うわ。これは過多だわ。」と一言。
やっとわかってくれる人がいた。
痛みの原因は、母乳分泌過多だった。
ホルモン異常で、赤ちゃんの飲む量以上に母乳がガンガン作られてしまうため、常に母乳がたまってる状態。
だからとにかく詰まるし、飲み残されて大きくなった脂肪分の結晶が細い乳腺をぐいぐい通ろうとするから、常にズキズキチクチク激しい痛みが続く。

産後すぐはあまり母乳の出もよくなくてミルクと混合にしていたのだけど…それが過多になってしまった原因は色々ある。
でも自分の中で大きく思い当たる出来事も。
産後自宅に戻ったあと、周囲から母乳が足りてないんじゃないかと言われたことをすごく気にしてしまい、部屋で何度もぐいぐい搾乳してしまった。
哺乳瓶に搾乳しながら、「ダメだ、まだ40ccしか取れてない。これじゃまた母乳足りてないと言われてしまう。もっと搾乳して、ほらちゃんとこんなに出てるから大丈夫でしょ!って見せれば、もう言われないんだ」と思いつめて、必死にぐいぐいぐいぐい強く強く搾乳してしまった。
搾乳すればするほど、母乳量が足りないと脳が勘違いして、必要以上に作られてしまうのに…。
そんなことしなくても1か月もすればちゃんと出てくる体質だったのに…(T_T)
これだけが原因じゃないけど、これも一因。
このときの自分の行為が悔やまれて仕方ない。
なぜすぐ周りの意見を気にしてしまうのか。
なぜもっとどっしり構えていられなかったのか。

そしてつらく長い授乳生活は11か月続く。
絶え間なく続く痛みを少しでも軽減したくて、ストイックな食事制限を敢行。
母乳が詰まりやすくなると言われている乳製品、肉類、油、砂糖、刺激物などなど、それらすべてを排除して、戦時中みたいな食事を続けた。
おかげで体重は激減。
でも痛みが収まることはなく、ストレスだけが倍増していく。
娘も娘で、むせながらも健気にたくさん飲んでくれるけど、必要以上に量が出てくるもんだから、どんどんどんどん太っていく。
太らせすぎだと言われ、赤ちゃんは太ってるほうが可愛いよー!とその場は強気で返すものの、自宅に戻ると、私が過多のせいでおデブちゃんになってしまったと自分を責める。だけど、母乳量は調節できないからどうしようもない。

そして誰にも相談できない。
母乳のことで悩んでるママさんのほとんどが、母乳不足での悩み。
桶谷に通ってるママさんの多くも、母乳不足を改善したくてマッサージしてもらいに来てる。
そんな中、「私、過多でつらいです」とはとても言えない。
嫌味に聞こえるし、そもそもあまり信じてもらえない。孤独な戦い。

こんなにつらいならもう母乳やめちゃおうと何十回思ったことか。
でもそのたびに、もしそれで娘が風邪引きやすい子になってしまったら、とか、ミルク飲み慣れてないのにもし母乳やめた直後に熱が出たら水分補給ができなくなっちゃう…とか考えると思いとどまってしまう。
娘が6か月になったらやめよう、いや、あと1か月、あと1か月…と決心が揺らいで結局11か月まできてしまった。

それでも、あと1週間、あと3日、と断乳の日が近づくごとに、なんだかとても寂しくて切ない気持ちになり、おっぱいを飲む娘を見ながら泣けてきたこともあった。
1年間毎日欠かさずあげてきたけど、もう一生、この子に授乳することはないんだなと。
授乳って、母と子だけの特別な絆。
だからこそ断乳は、私にとっても娘にとっても、次のステージに進む大きな大きなワンステップなのです。

実際の断乳は本当に大変で、パパや母の手をたくさん借りてしまいました。
助産師さんのマッサージにも4回ほど通い、1か月半かかってなんとか収束に向かいつつあります。
でも娘は意外とあっさりで、それが救いでした。

もうここに書ききれないくらい他にもたくさんたーくさんいろんなことがあったのだけど、とにかく娘が何事もなくすくすく育ってくれて本当によかった。
それだけで、つらい授乳生活も、嘘みたいに忘れてしまうんだよね。

そしてそして!
私の楽しみはここから始まる!
今まで我慢していたスイーツやお肉をこれからどんどん食べていきます!
やほーーーっ\(^o^)/
by yukokuy56113 | 2015-06-16 13:00 | つぶやき